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トンネル用語集 機械設備


全断面(用)トンネル掘進機、R.T.M.(ロックトンネルマシン)、T.B.M.(トンネルボーリングマシン) / ぜんだんめん(よう)とんねるくっしんき トンネル用語集 機械設備


項目 ぜんだんめん(よう)とんねるくっしんき/全断面(用)トンネル掘進機、R.T.M.(ロックトンネルマシン)、T.B.M.(トンネルボーリングマシン)
英語 full face tunneller、tunnel boring machine
独語 Tunnelbohrmaschine、Vollschnittmaschine
仏語 machine pleine section
意味 回転カッターにより、トンネルの全断面を一度に切削lまたは破砕して掘進する機械の総称で、通常ロックトンネルマシン(R.T.M.)またはトンネルポーリングマシン(T.B.M.)とよばれる。岩石の破壊方式により、圧縮破砕式と切削破砕式に大別され、前者は大きな推力をカッターに与えて、カッターのくさび作用により圧砕するもので、後者は、回転トルクによって、カッターの切線方向または直角方向に切削する方式である。カッターヘッドの回転方式によって単軸回転式と多軸回転式の2つに分類される。構造としては、切削破砕装置、走行推進装置、ずり搬出装置、駆動装置等からなっている。日本では、1964年(昭39)径2.3mの小松ロビンスによる四国新居浜の住友共同電力東平発電所圧力トンネルに採用されたのがはじめである。